正答4
解説
正解は4です。
神経線維は、髄鞘をもつ有髄線維と、もたない無髄線維に分かれます。
髄鞘の有無と線維の太さで、伝導速度や障害の受けやすさが異なります。
【選択肢別解説】
1:× 脳の白質が白く見えるのは、髄鞘をもつ有髄神経線維が集まっているためです。
無髄神経線維が主体なのではありません。
2:× Ranvier絞輪は、髄鞘と髄鞘の間のすき間で、有髄神経線維にあります。
無髄神経線維にはRanvier絞輪はありません。
3:× 自律神経の節後線維は、髄鞘のない無髄神経線維(C線維)です。
節前線維が有髄神経線維(B線維)です。
4:○ 有髄神経線維は、太いものほど圧迫による虚血や変形の影響を受けやすい性質があります。
そのため圧迫では、太い運動線維や触覚・位置覚の線維が先に障害されます。
5:× 有髄神経線維の伝導速度は、線維の直径に比例して速くなります。
反比例ではありません。
【ポイント】
圧迫には太い有髄線維が弱く、局所麻酔薬には細い線維(痛覚・自律神経)が弱いという違いを押さえます。
跳躍伝導は有髄線維の特徴で、伝導速度を速めます。