正答2
解説
正解は2です。
毛細血管の動脈側で血管外へ出た液体(組織液)は、大部分が毛細血管の静脈側で再吸収され、残りがリンパ管へ入ります。
この流れのバランスが崩れると浮腫が生じます。
【選択肢別解説】
1:× 肝障害ではアルブミンの合成が低下し、血漿の膠質浸透圧が下がります。
組織液が血管内に戻りにくくなるため、浮腫を生じます。
2:○ 浮腫は、組織の間隙に組織液(間質液)が過剰にたまった状態です。
記述は正しいです。
3:× 組織液の約90%は毛細血管の静脈側で再吸収されます。
毛細リンパ管に流入するのは約10%です。
4:× リンパ管内のリンパは、胸管や右リンパ本幹を通って、内頸静脈と鎖骨下静脈の合流部(静脈角)で静脈に流入します。
動脈に流入するのではありません。
5:× 組織液中の高分子の蛋白質は、毛細血管の壁を通って戻りにくい性質があります。
主にリンパ管に入って血液中へ戻るため、記述は逆です。
【ポイント】
組織液の大部分は静脈側の毛細血管へ、約10%と蛋白質はリンパ管へ戻ります。
リンパ管が障害されると蛋白質を多く含むリンパ浮腫が生じます。