正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
カナダ式股義足は、股関節離断などに用いる代表的な股義足です。
立脚期に股継手と膝継手が伸展方向に安定するよう、継手の位置とアライメントが工夫されています。
【選択肢別解説】
1:× ソケットは骨盤を包み込む形で、両側の腸骨稜の上部と坐骨の3点で固定します。
記述は正しいです。
2:× 股継手と膝継手を通る線を延長すると、踵の25〜40 mm後方を通るように組み立てます。
これにより立脚期の荷重線が股継手の後方・膝継手の前方を通り、両継手が伸展位で安定します。
記述は正しいです。
3:○ 股継手は、解剖学的な股関節の位置より前方かつ下方に取り付けます。
「前上方」という記述は誤りです。
4:× ソケットは腸骨稜の上で懸垂し、特に切断と反対側の腸骨稜にかけて保持します。
記述は正しいです。
5:× 遊脚期に股継手が過度に屈曲しないよう、股屈曲を制限するバンドを付けます。
記述は正しいです。
【ポイント】
カナダ式股義足は「股継手は前下方」「荷重線は股継手の後方・膝継手の前方」の2点が頻出です。