正答4
解説
正解は4です。
図は、大きな長方形を対角線や縦横の線で区切り、三角形・小さな円・十字などの細かい要素を組み合わせた複雑な図形です。
この図形を模写させたり、時間をおいて記憶で描かせたりする検査が問われています。
【選択肢別解説】
1:× Bender gestalt test は、点や線で描かれた9枚の比較的単純な図形を模写させる検査です。
本図のような1つの複雑な図形は用いません。
2:× Raven’s colored progressive matrices は、一部が欠けた模様に当てはまる図柄を6つの選択肢から選ぶ検査です。
図形を描かせる課題ではありません。
3:× Rey auditory verbal learning test は、15語の単語リストを聞いて覚え、再生させる言語性記憶の検査です。
4:○ Rey-Osterrieth complex figure test は、この複雑図形を模写させ、さらに一定時間後に記憶から再生させます。
視空間構成能力と視覚性記憶を評価します。
5:× Stroop test は、色名を表す文字が別の色で書かれたものを見て、文字の色を答えさせる検査です。
注意の切り替えや抑制を評価します。
【ポイント】
Rey 複雑図形は、模写で構成能力を、再生で視覚性記憶を評価します。
半側空間無視があると、図形の左側が抜け落ちることもあります。