正答5
解説
正解は5です。
結核は結核菌による感染症で、主に空気感染(飛沫核感染)で広がります。
感染症法では二類感染症に分類されています。
【選択肢別解説】
1:× 結核は肺に多いですが、リンパ節、骨(脊椎カリエス)、腎臓、髄膜などにも病変を作ります。
全身に広がる粟粒結核もあり、肺に限局するわけではありません。
2:× 結核菌は抗酸菌で、酸に対する抵抗性が強く、胃酸の中でも死滅しにくいです。
飲み込んだ喀痰によって腸結核を生じることもあります。
3:× 結核は初期に閉塞性換気障害を示す病気ではありません。
病変が進んで肺が線維化や破壊を起こすと、拘束性を中心とした換気障害が生じます。
4:× 我が国では2014年ころで年間約2万人が新たに結核と診断されています。
年間100例未満ではありません。
5:○ 結核は二類感染症で、診断した医師は直ちに最寄りの保健所長を経由して都道府県知事に届け出なければなりません。
【ポイント】
結核は空気感染するため、排菌のある患者には陰圧個室への隔離と、職員の N95 マスク着用で対応します。