正答3
解説
正解は3です。
注意機能は、選択・持続・転換・配分などの側面に分けて考えます。
料理に向いている注意を、かかってきた電話へ切り替えられない現象がどれに当たるかを判断します。
【選択肢別解説】
1:× 注意の選択性は、多くの刺激の中から必要なものを選んで注意を向ける働きです。
障害されると、周囲の雑音などに気をとられて作業に集中できません。
2:× 注意の持続性は、一定時間注意を保ち続ける働きです。
障害されると、作業を続けるうちにミスが増えたり途中で投げ出したりします。
3:○ 注意の転換性は、いま向けている注意を別の対象へ切り替える働きです。
料理に注意が向いたまま電話へ切り替えられないのは、転換性の障害です。
4:× 注意の配分性は、複数のことに同時に注意を振り分ける働きです。
障害されると、話をしながら作業するといった二重課題が難しくなります。
5:× 方向性の注意障害は、空間の一側への注意が向かない障害で、半側空間無視が代表です。
特定の方向とは関係がない本例には当たりません。
【ポイント】
「気が散る」は選択性、「長く続かない」は持続性の障害です。
「切り替えられない」は転換性、「同時にできない」は配分性の障害と整理しましょう。