正答4
解説
正解は4です。
義足足部の種類と特徴を問う問題です。
エネルギー蓄積型足部は、立脚期に体重でたわんだ板ばねが、蹴り出しの際に元に戻る力で推進力を生みます。
【選択肢別解説】
1:× 単軸足は、足関節部に底屈・背屈の1軸の継手をもつ足部です。
踵接地後すぐに足底が接地するので膝が安定しますが、エネルギーを蓄える機能はありません。
2:× SAFE 足は、硬い竜骨に柔らかい素材を組み合わせ、凹凸のある路面に順応しやすい足部です。
大きな推進力を得るためのエネルギー蓄積型ではありません。
3:× SACH 足(solid ankle cushion heel)は、足関節の継手がなく、踵のクッションで底屈を代用する足部です。
軽くて丈夫ですが、エネルギー蓄積の機能はありません。
4:○ フレックス足は、炭素繊維の板ばねでできたエネルギー蓄積型の足部です。
たわみで蓄えた力を蹴り出しで返すため、大きな推進力が得られ、走行やスポーツにも用いられます。
5:× Greissinger 足は、底背屈・内外がえし・回旋に動く多軸足です。
不整地への適応がよい足部で、エネルギー蓄積型ではありません。
【ポイント】
エネルギー蓄積型足部は活動性の高い義足使用者に、単軸足は膝の安定性を重視したい人に、多軸足は不整地を歩く人に向きます。