正答1
解説
正解は1です。
運動障害の種類と、それを評価する検査の組合せを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 指鼻試験は、患者の指で自分の鼻と検者の指を交互に触れさせる検査です。
小脳性の運動失調で、目標で指が揺れる企図振戦や、行き過ぎる測定障害がみられます。
2:× Brunnstrom 法ステージは、脳卒中片麻痺の運動麻痺の回復段階を、共同運動と分離運動の程度で評価します。
筋力を測る方法ではありません。
3:× 徒手筋力テストは、1回の運動で発揮できる筋力を段階づける検査です。
持久力の評価には、6分間歩行試験などを用います。
4:× Babinski 反射は錐体路障害の徴候です。
錐体外路障害の評価には、筋強剛や不随意運動の観察を用います。
5:× Romberg 試験は、閉眼で立位の動揺が増すかをみて、深部感覚障害による運動失調を評価する検査です。
錐体路障害の評価ではありません。
【ポイント】
Romberg 徴候は、脊髄後索の障害による感覚性の運動失調で陽性になります。
小脳性の運動失調では、開眼でも閉眼でも動揺が大きく変わりません。