正答5
解説
正解は5です。
慢性非特異的腰痛は、原因となる特定の病変がはっきりしない3か月以上続く腰痛です。
理学療法診療ガイドライン(日本理学療法士協会)では、運動療法とともに認知行動療法が強く推奨されています。
【選択肢別解説】
1:× 超音波療法は、慢性腰痛に対する効果を示す十分な根拠がありません。
ガイドラインで強く推奨される介入ではありません。
2:× TENS(経皮的電気神経刺激)は、慢性腰痛に対して一時的な鎮痛効果にとどまり、根拠が十分ではありません。
強く推奨される介入ではありません。
3:× 腰椎牽引は、慢性腰痛の痛みや機能を改善する根拠が乏しい介入です。
強く推奨されていません。
4:× 寒冷療法は、主に急性期の炎症や疼痛に用いる物理療法です。
慢性腰痛に対して強く推奨される介入ではありません。
5:○ 慢性腰痛では、痛みへの恐怖や回避行動が活動量の低下と痛みの持続を招きます。
認知行動療法でこの考え方と行動を修正し、活動を増やすことの効果が示されているため、強く推奨されています。
【ポイント】
慢性腰痛では、物理療法などの受動的な治療より、運動療法や認知行動療法などの能動的な介入が重視されます。