正答1
解説
正解は1です。
舌下神経は第12脳神経で、舌の運動をつかさどる運動神経です。
神経核は延髄にあり、延髄の腹側から出ます。
【選択肢別解説】
1:○ 舌下神経は、舌を動かす内舌筋と、オトガイ舌筋などの外舌筋を支配します。
舌下神経が障害されると、舌の萎縮が起こり、舌を出すと障害側へ偏位します。
2:× 舌下神経核は、主に反対側の大脳皮質から支配を受けます。
両側性の支配が強い顔面上部の筋とは異なり、両側支配ではありません。
3:× 舌下神経核は橋ではなく延髄にあります。
4:× 舌下神経は脳の背側ではなく、延髄の腹側の錐体とオリーブの間から出ます。
5:× 舌下神経は運動神経で、味覚の求心路ではありません。
味覚は顔面神経(舌の前2/3)と舌咽神経(舌の後1/3)が伝えます。
【ポイント】
舌下神経麻痺では「舌は障害側へ偏位し、障害側の萎縮と線維束性収縮がみられる」と覚えます。
脳の背側から出る脳神経は滑車神経だけです。