正答3
解説
正解は3です。
筋収縮の様式(等張性・等尺性・等速性)の違いと、循環への影響を問う問題です。
等張性運動は関節を動かしながら一定の負荷を持ち上げる運動、等尺性運動は関節を動かさずに力を出す運動です。
【選択肢別解説】
1:× 角速度が一定なのは等速性運動です。
等張性運動では、関節角度によって動く速さが変わります。
2:× 血圧が上昇しやすいのは等尺性運動です。
持続的な収縮で筋内の血管が圧迫され、末梢の血管抵抗が上がるためです。
3:○ 等張性運動は等尺性運動に比べて収縮時の筋血流が増加しやすいです。
収縮と弛緩を繰り返す筋ポンプ作用で血液が流れやすいのに対し、等尺性運動では筋内圧が高まり血流が妨げられます。
4:× 公式正答では誤りとされます。
心拍数は運動の強度や使う筋の量に強く左右され、等尺性運動でも力を入れるとすぐに上昇します。
5:× 負荷に抗して姿勢を維持するときに起こるのは、関節を動かさない等尺性収縮です。
【ポイント】
等尺性運動は血圧を上げやすく、高血圧や心疾患の患者では息を止めない(Valsalva効果を避ける)よう指導します。
筋力増強の方法として、等張性・等尺性・等速性の特徴を比べて覚えます。