正答2
解説
正解は2です。
Guillain-Barré症候群の病型・原因・経過を問う問題です。
本症は、先行感染をきっかけに末梢神経を攻撃する自己抗体ができ、急速に四肢の筋力低下が進む疾患です。
【選択肢別解説】
1:× 再発はまれで、数%程度です。
50%以上が再発することはありません。
2:○ Guillain-Barré症候群には脱髄型と軸索型があります。
脱髄型は髄鞘が障害され、軸索型は神経の軸索そのものが障害されます。
軸索型はCampylobacter jejuniの感染後に多くみられます。
3:× アルコール多飲は本症の原因ではありません。
アルコール多飲は栄養障害を伴う多発ニューロパチーの原因になります。
4:× ビタミンB1欠乏は本症の原因ではありません。
ビタミンB1欠乏は脚気やWernicke脳症の原因です。
5:× 歩行可能まで回復する症例は25%以下ではなく、多くの症例が独歩まで回復します。
予後は比較的良好ですが、一部に後遺症が残ります。
【ポイント】
症状は発症から2〜4週以内にピークに達し、その後は回復に向かう単相性の経過をとります。
急性期は呼吸筋麻痺と自律神経障害に注意し、回復期は過用性の筋力低下を避けて運動量を調整します。