正答3
解説
正解は3です。
Parkinson病は、中脳黒質のドパミン神経が変性する進行性の神経変性疾患です。
疫学(発症年齢・頻度・危険因子)と経過の特徴を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 疫学研究では、喫煙者はParkinson病の発症が少ないことが知られています。
喫煙者に多いのではありません。
2:× Parkinson病は、症状が徐々に進行する疾患です。
再発と寛解を繰り返すのは多発性硬化症の特徴です。
3:○ Parkinson病の大部分(約90%以上)は遺伝によらない孤発性で、家族性は一部にとどまります。
孤発性が家族性より多いという記述は正しいです。
4:× 発症は50〜60歳代に多く、高齢になるほど有病率が高くなります。
30〜40歳代での発症は若年性で、少数です。
5:× 我が国の有病率は人口10万人あたり100〜150人程度です。
Alzheimer病の方がはるかに多く、Parkinson病の方が多いのではありません。
【ポイント】
Parkinson病の四大症状は、安静時振戦、筋固縮、無動、姿勢反射障害です。
重症度はHoehn-Yahrの重症度分類で評価します。