正答4
解説
正解は4です。
皮膚の受容器は、何を感じ取るかによって構造が異なります。
痛みを生じるような強い刺激(侵害刺激)を感じ取るのは、特別な構造を持たない神経の末端です。
【選択肢別解説】
1:× 毛包受容体は毛根の周りに巻きつく神経終末で、毛が動いたことを感じ取る触覚の受容器です。
2:× Pacini小体は皮下の深い部分にある層板状の受容器で、振動や圧の変化を感じ取ります。
3:× Ruffini終末は皮膚の深い層にあり、皮膚の伸展や持続的な圧を感じ取る受容器です。
4:○ 自由神経終末は、被膜などを持たずに枝分かれした神経の末端です。
痛覚や温度覚を感じ取る侵害受容器として働きます。
5:× Meissner小体は無毛部の真皮乳頭にあり、軽い触覚や低い周波数の振動を感じ取る受容器です。
【ポイント】
触圧覚の受容器はMeissner小体、Pacini小体、Ruffini終末、Merkel盤、毛包受容体、痛覚と温度覚は自由神経終末と整理します。
痛覚を伝える線維には、鋭い痛みのAδ線維と、鈍い痛みのC線維があります。