正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は4と5です。
変形性膝関節症は、関節軟骨のすり減りと骨の増殖性変化が起こる疾患で、中高年の女性に多くみられます。
日本人では膝の内側の関節裂隙が狭くなりやすく、O脚変形を伴うことが多いのが特徴です。
【選択肢別解説】
1:× 変形性膝関節症は、加齢や肥満などを背景とする一次性(原発性)が大部分です。
外傷や炎症の後に起こる二次性は少数です。
2:× 男女比は1:3〜4程度で、女性に多い疾患です。
3:× 内側の関節軟骨がすり減りやすいため、内反変形(O脚)を生じやすくなります。
外反変形(X脚)は少数です。
4:○ 動き始めに痛みが強く、しばらく動くと軽くなる始動時痛(start-up pain)は特徴的な症状です。
病期が進むと、歩行中や安静時にも痛むようになります。
5:○ 痛みによる活動量の低下や関節内の炎症によって、大腿四頭筋の萎縮と筋力低下が起こります。
特に内側広筋に目立ち、膝の不安定性を強めます。
【ポイント】
変形性膝関節症は「一次性・女性・内反変形・始動時痛・大腿四頭筋の萎縮」が基本の組合せです。
理学療法では、大腿四頭筋の筋力増強運動と体重管理が中心になります。