正答4
解説
正解は4です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答え(適切でない理学療法)です。
BMI 29.0の肥満を伴う両側変形性股関節症で、荷重時に股関節痛があります。
股関節への荷重負荷を減らしながら筋力と持久力を保つことが理学療法の基本方針です。
【選択肢別解説】
1:× 杖を疼痛側と反対の手で用いると、股関節にかかる負荷を軽減できます。
杖歩行の練習は適切です。
2:× 水中歩行は浮力で関節への荷重が減り、痛みを抑えて有酸素運動ができます。
減量にも役立ち適切です。
3:× 背臥位でのストレッチは荷重がかからず、股関節周囲の筋の短縮を防ぎます。
適切な運動です。
4:○ 階段昇降は体重の数倍の荷重が股関節にかかり、荷重時痛を悪化させます。
肥満のある本症例の筋力増強法として適切でありません。
5:× 自転車エルゴメーターは体重を座面で支えるため、股関節への荷重を抑えて持久性を高められます。 適切です。
【ポイント】
変形性関節症の運動療法は、非荷重や免荷の状態での筋力・持久力トレーニングと減量が基本です。
疼痛を強める高負荷の荷重運動は避けます。