正解を2つ選んでください。
正答2・4
解説
正解は2と4です。
幻肢は、切断して失った四肢がまだあるように感じる現象です。
痛みを伴うものは幻肢痛と呼ばれます。
【選択肢別解説】
1:× 幼児期の切断や先天性欠損では、身体のイメージ(身体図式)が十分にできていないため、幻肢は現れにくいとされます。
2:○ 幻肢は手指や足部など四肢の末梢部ほど明確に感じられます。
末梢部は大脳皮質で広い領域を占めるためと考えられています。
3:× 幻肢は時間の経過とともに短く縮んで断端に近づき(テレスコーピング)、やがて消失することが多いです。
4:○ 術直後義肢装着法(IPOP)は、手術直後にギプスソケットで義肢を装着する方法です。
早期から身体図式の再構築が進み、幻肢や幻肢痛の予防に効果があるとされます。
5:× 幻肢は下肢切断より上肢切断で強く現れやすいとされます。
手は大脳皮質の感覚・運動野で広い領域を占めるためです。
【ポイント】
幻肢そのものはほぼ全例に出現し、問題になるのは幻肢痛です。
幻肢痛には、ミラーセラピーや断端への刺激、早期の義肢装着などが用いられます。