正答4
解説
正解は4です。
ASIAの評価法は、脊髄損傷の神経学的な損傷高位と重症度を判定するための国際基準です。
感覚と筋力を決められた方法で検査します。
【選択肢別解説】
1:× 評価は背臥位で行います。
座位では行わず、筋力も感覚も原則として背臥位で検査します。
2:× ASIAの評価法は、脊髄損傷に特化した評価法です。
損傷高位と完全損傷か不完全損傷かを分類するもので、包括的な神経学的評価ではありません。
3:× 損傷高位は、10の主要筋の筋力と28のデルマトームの感覚で決めます。
深部腱反射は用いません。
4:○ 感覚は触覚と痛覚(ピン刺激)を、0(消失)、1(障害)、2(正常)の3段階で評価します。
検査できない場合はNT(not testable)と記載します。
5:× 関節可動域に制限があっても、残された範囲で判定できる場合は筋力を評価します。
NTとするのは、痛みや拘縮などで正しく判定できない場合です。
【ポイント】
ASIAでは主要筋10筋を0〜5の6段階、感覚を0〜2の3段階で評価します。
重症度はAIS(ASIA機能障害尺度)のA〜Eで表し、Aは完全損傷です。