正答5
解説
正解は5です。
反復拮抗運動障害(ジアドコキネシス障害)は、拮抗する運動を素早く交互に繰り返すことができない症状です。
主に小脳障害でみられ、運動のリズムや速さが不規則になります。
【選択肢別解説】
1:× 線引き試験は、2本の縦線の間に横線を引かせる検査で、線が行き過ぎたり届かなかったりする測定障害を調べます。
2:× 継ぎ足歩行は、踵と爪先をつけて一直線上を歩く検査で、体幹失調や平衡機能を調べます。
3:× 片足立ち検査は静的な立位バランスを評価する検査で、反復運動の障害は調べられません。
4:× 示指-耳朶試験は、示指で自分の耳朶に触れさせる検査で、目標に正確に到達できるか(測定障害)を調べます。
5:○ 前腕回内外試験は、前腕の回内と回外をできるだけ速く交互に繰り返させる検査です。
反復拮抗運動障害があると、リズムが乱れ、動きが遅く不規則になります。
【ポイント】
小脳性運動失調の検査は「測定障害:指鼻試験・線引き試験」「反復拮抗運動障害:前腕回内外試験」「協調障害:踵膝試験」と目的で整理します。