正答2・5
解説
本問は採点除外(公式で2と5のどちらも正解とされた問題)です。
本試験では、正しいものを1つ選ぶ問題として出題されました。
厚生労働省は「複数の正解があるため」として、2と5のどちらを選んでも正解として採点しました。
卵巣は骨盤内にある左右一対の母指頭大の臓器で、卵子をつくり、エストロゲンとプロゲステロンを分泌します。
【選択肢別解説】
1:× 成人の卵巣は母指頭大で、重さは片側でおよそ5〜10 g程度です。
約50 gは大きすぎます。
2:○ 卵巣の実質は、外側の皮質と内側の髄質に分けられます。
皮質には発育段階の異なる卵胞があり、髄質には血管や神経が豊富です。
3:× 卵胞が成熟すると、卵胞の内部に液体がたまった卵胞腔(卵胞洞)ができます。
「卵巣腔」という構造はありません。
4:× 原始卵胞は胎児期に最も多く、出生時にも両側で百万個以上あります。
新生児期に約1万個とする記述は少なすぎます。
5:○ 排卵後の卵胞は黄体となり、プロゲステロンとともにエストロゲンも分泌します。
記述として正しく、公式でも正解とされました。
【ポイント】
卵胞期はエストロゲン、黄体期はプロゲステロンが主に分泌されますが、黄体もエストロゲンを分泌する点に注意しましょう。
原始卵胞は出生後に新しく作られることはなく、年齢とともに減っていきます。