正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
NIHSS(National Institutes of Health Stroke Scale)は、急性期脳卒中の神経症状の重さを点数化する評価尺度です。
意識、注視、視野、顔面麻痺、上下肢の運動、運動失調、感覚、言語、構音障害、消去現象と注意障害の項目からなります。
【選択肢別解説】
1:× バランス障害は評価項目に含まれません。
運動失調の項目はありますが、四肢の協調運動(指鼻試験・踵膝試験)をみるもので、立位や座位のバランスは評価しません。
2:× 深部腱反射は評価項目に含まれません。
NIHSSは意識や運動・感覚・言語などの症状を評価し、反射の亢進・低下は採点しません。
3:○ 意識障害は、意識水準、質問への応答(月と年齢)、指示への応答(開閉眼と手の握り)の3項目で評価されます。
4:○ 顔面麻痺は独立した項目として評価されます。
歯を見せる、眉を上げる、目を閉じるなどの動きから、麻痺の程度を採点します。
5:× 歩行速度は評価項目に含まれません。
NIHSSはベッド上で短時間に評価できるように作られています。
【ポイント】
NIHSSは0点が正常、点数が高いほど重症で、急性期の血栓溶解療法の適応判断などに使われます。
歩行やバランスなど動作の評価は含まれないことを覚えておきます。