正答2
解説
正解は2です。
図の3つの姿勢を、姿勢反射・反応の出現時期と結びつけて考えます。
図Aは仰臥位で顔を向けた側の上下肢が伸び、反対側の上肢が曲がった姿勢で、非対称性緊張性頸反射(ATNR)を示します。
図Cは腹部を手で支えられ、腹臥位のまま空中に保持された場面で、Landau反応をみる姿勢と考えられます。
図Bは体幹を支えられて頭から床へ近づけられ、両上肢を伸ばして手をついた姿勢で、前方の保護伸展反応(パラシュート反応)を示します。
ATNRは出生時から生後4〜6か月頃までみられます。
Landau反応は生後3か月頃から現れ、生後6か月頃に完成します。
前方のパラシュート反応は生後6〜7か月頃に出現し、生涯続きます。
【選択肢別解説】
1:× A、B、Cの順では、生後6〜7か月頃に出現するパラシュート反応(B)が、それより早いLandau反応(C)の前に来てしまいます。
2:○ ATNR(A)、Landau反応(C)、前方のパラシュート反応(B)の順は、各反射・反応の出現時期の順と一致します。
3:× B、C、Aの順では、新生児期からみられるATNR(A)が最後になり、発達の順序と逆になります。
4:× C、A、Bの順では、出生時からみられるATNR(A)がLandau反応(C)の後になり、誤りです。
5:× C、B、Aの順では、最も早期のATNR(A)が最後になり、発達の順序と逆になります。
【ポイント】
原始反射(ATNRなど)が消えていく一方で、立ち直り反応や保護伸展反応などの姿勢反応が順に現れます。
パラシュート反応は下方、前方、側方、後方の順に出現します。