正答4
解説
正解は4です。
Heinrichの法則は、労働災害の分析から導かれた経験則です。
1件の重大な事故の背後には29件の軽微な事故があり、さらにその背後には300件のヒヤリ・ハット(事故に至らなかった異常)があるとされます。
【選択肢別解説】
1:× Heinrichの法則は、もともと産業の労働災害を分析して導かれたものです。
医療安全に特化した法則ではありません。
2:× ばらつきの法則という呼び方はありません。
1:29:300の法則やハインリッヒの法則と呼ばれます。
3:× 重大な事故、軽微な事故、ヒヤリ・ハットの3段階で示されています。
5段階ではありません。
4:○ 1件の重大な事故の背後に29件の軽微な事故と300件のヒヤリ・ハットがあるという内容です。
多数の軽微な事故の段階で対策することが重大事故の防止につながります。
5:× 重要な20%が全体の大部分を決めるという考え方は、Paretoの法則(80:20の法則)です。
【ポイント】
医療安全では、ヒヤリ・ハットの報告を集めて分析し、重大事故を未然に防ぐことの根拠としてHeinrichの法則が使われます。