正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
腎臓は尿をつくるだけでなく、内分泌器官としても働きます。
腎臓から分泌される主なホルモンは、レニン、エリスロポエチン、活性型ビタミンD(カルシトリオール)です。
【選択肢別解説】
1:○ レニンは腎臓の傍糸球体細胞から分泌されます。
レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系を介して血圧を上げます。
2:× メラトニンは松果体から分泌されるホルモンで、睡眠と覚醒のリズムに関わります。
3:× カルシトニンは甲状腺の傍濾胞細胞(C細胞)から分泌され、血中カルシウム濃度を下げます。
4:× バソプレシン(抗利尿ホルモン)は視床下部で産生され、下垂体後葉から分泌されます。
腎臓は作用する臓器で、分泌する臓器ではありません。
5:○ エリスロポエチンは主に腎臓の尿細管周囲の間質細胞から分泌され、骨髄で赤血球の産生を促します。
【ポイント】
慢性腎不全で貧血(腎性貧血)が起こるのは、エリスロポエチンの分泌が減るためです。
腎臓はホルモンの「分泌」と「作用(標的)」の両方で問われるので、区別して覚えます。