正答1
解説
正解は1です。
統合失調症は、従来、症状の特徴から破瓜型・緊張型・妄想型などの病型に分けられてきました。
本問の興奮や昏迷などの意志発動の異常(精神運動の異常)が主体となる病型は、緊張型です。
【選択肢別解説】
1:○ 緊張型は、激しい興奮や、外からの刺激にほとんど反応しない昏迷、カタレプシー(同じ姿勢を保ち続ける)などの緊張病症状が主体です。
意志発動の異常が中心となる病型です。
2:× 残遺型は、急性期を過ぎた後に、感情の平板化や意欲低下などの陰性症状が残る状態です。
3:× 単純型は、幻覚や妄想などの陽性症状が目立たず、意欲低下などの陰性症状が徐々に進む病型です。
4:× 破瓜型は、思春期から青年期に発症し、感情の平板化、思考のまとまりのなさ、意欲低下が目立つ病型です。
予後は比較的不良とされます。
5:× 妄想型は、比較的遅い年齢で発症し、被害妄想や幻聴などの陽性症状が主体となる病型です。
【ポイント】
統合失調症の病型は「破瓜型(思春期・陰性症状)、緊張型(興奮と昏迷)、妄想型(遅い発症・妄想と幻覚)」と特徴を対比して覚えます。
なお、DSM-5ではこれらの病型分類は廃止されています。