正答4
解説
正解は4です。
腰椎椎間板ヘルニアの多くは保存療法で改善します。
ただし神経症状が進む場合は手術を考えます。
【選択肢別解説】
1:× 急性期に牽引を行うと、炎症や疼痛を悪化させることがあります。
急性期から間欠牽引を行うことはしません。
2:× 急性期に用いるのは、動きを適度に制限する軟性コルセットが一般的です。
硬性コルセットを急性期から使う必要はありません。
3:× 急性期の強い疼痛に体操療法を行うと、痛みを悪化させるおそれがあります。
体操療法は疼痛が落ち着いてから始めます。
4:○ 進行する筋力低下や膀胱直腸障害は、神経の圧迫が強いことを示します。
これらがあれば手術療法を考慮します。
5:× 長期間のベッド上安静は、筋力低下や回復の遅れを招きます。
安静は短期間にとどめ、痛みの範囲内で早めに活動を再開します。
【ポイント】
馬尾症状(膀胱直腸障害)は緊急手術の適応になり得る重要な所見です。
L4/5ヘルニアではL5神経根が障害され、母趾背屈の筋力低下が出ます。