正解を2つ選んでください。
正答3・5
解説
正解は3と5です。
運動単位は、1つの α 運動ニューロンと、それが支配するすべての筋線維をまとめた単位です。
筋の力は、活動する運動単位の数(動員)と発火頻度によって調節されます。
【選択肢別解説】
1:× 運動単位は、α 運動ニューロンとその支配する筋線維で構成されます。
感覚を伝える求心性線維は含まれません。
2:× 筋を徐々に収縮させると、小さな運動単位から先に活動を始めます。
これを大きさの原理(サイズの原理)といい、大きな運動単位は強い力が必要になってから動員されます。
3:○ 筋の収縮力を強めるときに、活動する運動単位の数が増えていく過程を動員(リクルートメント)といいます。
4:× 細かい動きが必要な筋では、1つの運動ニューロンが支配する筋線維数(神経支配比)は少なくなります。
外眼筋や手内筋がその例で、大きな力を出す下肢の筋では支配する筋線維数が多くなります。
5:○ 1つの運動ニューロンが興奮すると、その支配下にあるすべての筋線維が同時に収縮します。
これは運動単位の全か無かの法則と呼ばれます。
【ポイント】
筋力の調節は「動員する運動単位の数」と「発火頻度」の2つで行われます。
小さな運動単位は遅筋線維、大きな運動単位は速筋線維を支配する傾向があります。