正答2
解説
正解は2です。
エネルギー代謝の指標には、基礎代謝量、安静時代謝量、呼吸商、METs、エネルギー代謝率(RMR)などがあります。
それぞれ何を基準にした値かを区別して覚える必要があります。
【選択肢別解説】
1:× 基礎代謝量は、早朝空腹時に覚醒して横になった状態で測る、生命維持に必要な最小限のエネルギー量です。
安静時代謝量は座位などで安静にしている状態の値で、基礎代謝量より約10〜20%大きくなります。
2:○ 安静時代謝量は、筋肉などの除脂肪組織の量に大きく左右されます。
体重が減少すると代謝を担う組織も減るため、安静時代謝量は低下します。
3:× 呼吸商は、二酸化炭素排出量を酸素消費量で割った値です。
糖質だけが燃焼すると1.0、脂質では約0.7になるため、糖質の燃焼が多くなると呼吸商は上昇します。
4:× METs(代謝当量)は、基礎代謝量ではなく、座位安静時の代謝量を1として運動強度を表す指標です。
1 MET は酸素摂取量 3.5 mL/kg/分に相当します。
5:× エネルギー代謝率(RMR)は、活動による代謝の増加分を基礎代謝量で割った値です。
安静時代謝量ではなく、基礎代謝量を基準にしています。
【ポイント】
「METs の基準は安静時代謝量」「RMR の基準は基礎代謝量」と、基準の違いが頻出です。
呼吸商は「糖質1.0・タンパク質約0.8・脂質約0.7」と覚えましょう。