正答4
解説
正解は4です。
末梢神経線維は太さと髄鞘の有無で、A線維(α・β・γ・δ)、B線維、C線維に分類されます。
線維が太く有髄であるほど伝導速度は速くなります。
【選択肢別解説】
1:× C線維は髄鞘をもたない無髄線維です。
そのため伝導速度が最も遅くなります。
2:× 骨格筋を支配するのはAα線維(α運動ニューロン)です。
C線維は痛覚や温度覚の線維、自律神経の節後線維です。
3:× C線維の受容器は筋紡錘ではなく自由神経終末です。
筋紡錘からの情報はIa群線維とⅡ群線維が伝えます。
4:○ C線維は末梢神経の中で最も細い線維です。
自律神経の節前線維であるB線維より直径が小さいです。
5:× C線維の伝導速度は約0.5〜2 m/秒と最も遅いです。
Aα線維は数十m/秒以上と速く、C線維はそれよりはるかに遅いです。
【ポイント】
太さと伝導速度は「Aα>Aβ>Aγ>Aδ>B>C」の順です。
鋭い痛み(一次痛)はAδ線維、鈍い痛み(二次痛)はC線維が伝えます。