正答5
解説
正解は5です。
酸素療法の機器は、低流量系と高流量系に分けられます。
低流量系は患者の吸気流量より少ない酸素を流し、不足分を室内気で補うため、吸入酸素濃度は呼吸の仕方で変わります。
高流量系は吸気流量を上回るガスを流すため、設定した酸素濃度を安定して投与できます。
【選択肢別解説】
1:× 鼻カニュラは低流量系の代表です。
一般に6 L/分程度までの流量で使用します。
2:× 高流量系は多量のガスを流すため、気道の乾燥を防ぐ加湿が必要です。
加湿が不要というのは誤りです。
3:× 日本の医療用酸素ボンベは黒色です。
緑色は二酸化炭素のボンベの色です。
4:× ベンチュリマスクは、空気を一定の割合で取り込み設定濃度の酸素を高流量で供給する高流量系の機器です。
5:○ 在宅酸素療法では、空気中の酸素を濃縮して供給する酸素濃縮器が主に用いられます。
外出時には携帯用の酸素ボンベなどを併用します。
【ポイント】
低流量系は鼻カニュラ・簡易酸素マスク・リザーバー付きマスク、高流量系はベンチュリマスク・ネブライザー式酸素吸入器などです。
高流量鼻カニュラ(ハイフローセラピー)も高流量系に含まれます。