正答5
解説
正解は5です。
心臓の刺激伝導系は、洞房結節、房室結節、His束、右脚・左脚、Purkinje線維の順に興奮を伝えます。
洞房結節が自動的に興奮して心臓のリズムを作るため、ペースメーカーと呼ばれます。
【選択肢別解説】
1:× 洞房結節は右心房の上大静脈の開口部付近にあります。
左心房ではありません。
2:× 心室筋の細胞はNa+の急速な流入によって脱分極します。
K+の流出は再分極に関わります。
3:× 心電図のP波は心房の興奮(脱分極)を表します。
心室の興奮はQRS波です。
4:× 副交感神経(迷走神経)が興奮すると、洞房結節の興奮頻度が下がり心拍数は減少します。
増加させるのは交感神経です。
5:○ 房室結節で少し遅れた興奮はHis束へ伝わり、右脚・左脚、Purkinje線維を経て心室全体に広がります。
【ポイント】
房室結節での伝導の遅れにより、心房が収縮し終わってから心室が収縮します。
心電図ではP波が心房、QRS波が心室の脱分極、T波が心室の再分極を表します。