正答3
解説
正解は3です。
図は背臥位で左下肢を屈曲挙上し、その下を通して右下肢を左方向(正中線を越える方向)へ動かしています。
これは関節可動域測定法における右股関節の内転の測定です。
内転では反対側の下肢を屈曲挙上してその下を通す、という図の肢位が判断の根拠です。
【選択肢別解説】
1:× 下肢を正中線へ近づけて越える運動なので、運動方向は内旋ではなく内転です。
内旋は股・膝関節90度屈曲位で下腿を外側へ倒して測ります。
2:× 股関節内転の参考可動域は20度です。
45度は股関節外転の参考可動域です。
3:○ 股関節の外転・内転の測定では、骨盤を固定し、下肢が外旋しないようにして測ります。
外旋すると大腿の向きが変わり、角度を正しく読めなくなるためです。
4:× 基本軸は両側の上前腸骨棘を結ぶ線そのものではありません。
正しくは、両側の上前腸骨棘を結ぶ線への垂直線です。
5:× 移動軸は上前腸骨棘と第二中足骨を結ぶ線ではありません。
正しくは大腿中央線(上前腸骨棘より膝蓋骨中心を結ぶ線)です。
【ポイント】
股関節の外転45度・内転20度は対で覚えます。
基本軸は「両上前腸骨棘を結ぶ線への垂直線」、移動軸は「大腿中央線」です。