正答5
解説
正解は5です。
図は立った姿勢から「できるだけ大股で」2歩進み、そろえて止まるまでの距離を測っています。
これは日本整形外科学会が提唱する2ステップテストです。
2歩分の距離を身長で割った「2ステップ値」で、下肢の筋力・バランス・柔軟性を含めた歩行能力を評価します。
【選択肢別解説】
1:× サルコペニアは筋肉量の減少と筋力・身体機能の低下で診断します。
診断には骨格筋量の測定(体組成計など)と握力・歩行速度が必要です。
2:× ダイナペニアは筋肉量の減少を伴わない筋力低下を指します。
握力などの筋力測定で評価し、2ステップテストは用いません。
3:× ポストポリオ症候群は、ポリオの既往がある人に数十年後に生じる筋力低下や疲労です。
既往歴と神経学的評価で診断し、スクリーニングテストで確認するものではありません。
4:× メタボリックシンドロームは腹囲と血圧・血糖・脂質の値で診断します。
運動機能のテストでは確認できません。
5:○ ロコモティブシンドロームは、運動器の障害で移動機能が低下した状態です。
2ステップテストは立ち上がりテスト・ロコモ25とともにロコモ度テストの一つです。
【ポイント】
2ステップ値が1.3未満でロコモ度1と判定します。
ロコモ度テストは「立ち上がりテスト」「2ステップテスト」「ロコモ25」の3つです。