正答1
解説
正解は1です。
原発性骨粗鬆症の診断基準(日本骨代謝学会・日本骨粗鬆症学会、2012年度改訂版)で扱う脆弱性骨折の部位を問う問題です。
脆弱性骨折とは、立った高さからの転倒程度の軽い外力で生じる骨折です。
【選択肢別解説】
1:○ 椎体の脆弱性骨折があれば、骨密度にかかわらず骨粗鬆症と診断されます。
大腿骨近位部骨折も同じ扱いです。
2:× 診断基準で挙げられるのは上腕骨の近位部です。
上腕骨遠位部は含まれません。
3:× 診断基準で挙げられるのは橈骨の遠位端です。
橈骨近位部は含まれません。
4:× 診断基準で挙げられるのは大腿骨の近位部です。
大腿骨遠位部は含まれません。
5:× 距骨は診断基準の脆弱性骨折の部位に含まれません。
下腿骨は含まれますが、足根骨は対象外です。
【ポイント】
椎体または大腿骨近位部の脆弱性骨折があれば、それだけで骨粗鬆症と診断します。
その他の脆弱性骨折(肋骨・骨盤・上腕骨近位部・橈骨遠位端・下腿骨)では、骨密度が若年成人平均値(YAM)の80%未満で診断します。