正答3
解説
正解は3です。
有酸素運動を長期間続けると、脂質代謝が改善し、動脈硬化の進行が抑えられます。
運動療法によって増えるもの、減るものを区別する問題です。
【選択肢別解説】
1:× 中性脂肪は増加ではなく減少します。
運動で骨格筋のリポ蛋白リパーゼの活性が高まり、中性脂肪の分解が進むためです。
2:× 内臓脂肪は増加ではなく減少します。
有酸素運動では脂肪がエネルギー源として使われ、内臓脂肪が優先的に減ります。
3:○ HDLコレステロールは、有酸素運動を継続すると増加します。
HDLは組織の余分なコレステロールを肝臓へ運ぶため、動脈硬化の予防に働きます。
4:× LDLコレステロールは増加ではなく、減少するか変化しません。
LDLは動脈硬化を進める方向に働くため、増加は運動の効果とは逆です。
5:× 内膜中膜複合体厚(IMT)は頸動脈の動脈硬化の指標です。
運動療法ではIMTの増加(動脈硬化の進行)が抑えられ、増加はしません。
【ポイント】
有酸素運動で増えるのはHDLコレステロールとインスリン感受性です。
中性脂肪・内臓脂肪・血圧は低下すると覚えます。