正答3
解説
正解は3です。
動脈と静脈は、壁の構造、弁の有無、血液をためる働き、血流速度などが異なります。
動脈の特徴を正しく述べたものを選びます。
【選択肢別解説】
1:× 弁があるのは静脈で、特に四肢の静脈に多くみられます。
動脈には弁がありません。
2:× 容量血管とよばれるのは静脈です。
全血液量の多くが静脈系にあり、血液をためる働きをしています。
3:○ 動脈の壁は、内膜・中膜・外膜の3層からなります。
中膜には平滑筋と弾性線維が豊富で、高い血圧に耐えて血管の太さを調節します。
4:× 動脈の血流速度は、対応する静脈より速いです。
静脈は総断面積が大きく、血流がゆっくりになります。
5:× 大部分の血管の平滑筋は、交感神経のみの支配を受けます。
交感神経の活動が強まると血管が収縮し、弱まると拡張します。
【ポイント】
動脈は抵抗血管、静脈は容量血管、毛細血管は交換血管と呼ばれます。
静脈の弁と筋ポンプが、下肢から心臓への血液の還流を助けます。