正答3
解説
正解は3です。
図は対象者を頭上から見たもので、顔は図の左を向いています。
右上肢を真横(90度外転位)に挙げ、矢印のとおり水平面で前方へ動かしているので、肩関節の水平屈曲(水平内転)の測定です。
【選択肢別解説】
1:× 水平屈曲の測定は側臥位ではなく、座位で行います。
肩関節を90度外転位に保ち、その高さのまま上肢を前方へ動かします。
2:× 水平屈曲の参考可動域は150度ではなく135度です。
なお、水平伸展(水平外転)の参考可動域は30度です。
3:○ 水平屈曲では、肩甲骨が前方へ突出(外転)すると上肢がさらに前方へ動きます。
この代償で見かけの角度が大きくなるため、肩甲骨の前方突出に注意して測定します。
4:× 移動軸は橈骨茎状突起と肩峰を結ぶ線ではなく、上腕骨です。
肘関節の位置で前腕の向きが変わっても、上腕骨の長軸で角度を読みます。
5:× 基本軸は烏口突起ではなく、肩峰を通る矢状面への垂直線です。
【ポイント】
水平屈曲は「座位・90度外転位・基本軸は肩峰を通る矢状面への垂直線・移動軸は上腕骨・参考可動域135度」とまとめて覚えます。
水平伸展は同じ軸で参考可動域30度です。