正答3
解説
正解は3です。
ホメオスターシス(恒常性)は、体温、体液量、血糖、血圧などの体内環境を一定に保つ仕組みです。
これを統合して調節する中枢がある部位を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 下垂体は、成長ホルモンや甲状腺刺激ホルモンなどを分泌する内分泌器官です。
視床下部の指令を受けて働くため、恒常性の中枢ではありません。
2:× 視床は、嗅覚以外の感覚情報を大脳皮質へ中継する部位です。
恒常性を維持する中枢ではありません。
3:○ 視床下部には、体温調節、摂食、飲水、睡眠、性行動などの中枢があります。
自律神経系と、下垂体を介した内分泌系の両方を統合して、恒常性を維持します。
4:× 松果体は、メラトニンを分泌して睡眠と覚醒のリズムに関わる内分泌器官です。
恒常性全体を維持する中枢ではありません。
5:× 脳梁は、左右の大脳半球を結ぶ神経線維の束です。
恒常性の維持には関わりません。
【ポイント】
視床下部は「自律神経系と内分泌系の最高中枢」と覚えます。
体温調節中枢、摂食中枢、満腹中枢、飲水中枢がすべて視床下部にあることも頻出です。