正答4
解説
正解は4です。
免疫学的便潜血検査は、抗ヒトヘモグロビン抗体を用いて便中のヘモグロビンを検出します。
主に大腸がん検診で用いられ、通常は2日分の便を採取する2日法で行います。
【選択肢別解説】
1:× 痔核から出血していれば、便にヒトヘモグロビンが混入して陽性になります。
偽陽性の原因として代表的なものです。
2:× 大腸ポリープでも、表面から出血していれば陽性になります。
陰性になるとは限りません。
3:× ヒトヘモグロビンに特異的な抗体を使うため、食事制限は不要です。
食事制限が必要なのは、肉類の影響を受ける化学的便潜血検査です。
4:○ 大腸病変からの出血は間欠的なことが多いです。
連続2日分を検査すると出血をとらえる機会が増え、陽性率が上昇します。
5:× 早期大腸癌に対する感度は50%程度とされ、90%には達しません。
進行癌では感度が高くなりますが、早期病変では見逃しがあります。
【ポイント】
免疫学的法は食事制限不要で、上部消化管出血は検出しにくいのが特徴です。
化学的法との違いと、2日法で検出率を上げる理由を合わせて覚えましょう。