正答2
解説
正解は2です。
患者が自分で感じて訴えるものを症状(自覚症状)といいます。
医療者が診察や検査で見つけるものは徴候(他覚所見)といいます。
この区別を問う問題です。
この問題は患者が訴える症状に当たらないものを選ぶので、○ が答え(自覚症状ではないもの)です。
【選択肢別解説】
1:× 関節痛は患者自身が感じる痛みです。
患者が訴える症状に当たります。
患者が訴える症状として正しいため、該当しません。
2:○ 心雑音は聴診器で心音を聴いて医療者が見つける他覚所見です。
患者が自覚して訴える症状ではありません。
したがって、患者が訴える症状として誤っているのはこの選択肢です。
3:× 発熱は体温計で測定もできますが、熱っぽさとして患者が訴える症状でもあります。
日常的に患者の主訴となる項目です。
患者が訴える症状として正しいため、該当しません。
4:× 浮腫は「足がむくむ」「靴がきつい」といった形で患者が訴えます。
患者自身が気づいて訴える症状に含まれます。
患者が訴える症状として正しいため、該当しません。
5:× めまいは患者の主観的な感覚です。
患者が訴える代表的な症状の一つです。
患者が訴える症状として正しいため、該当しません。
【ポイント】
症状は患者の主観、徴候は医療者が客観的にとらえる所見です。
心雑音や肝腫大、病的反射などは徴候の代表例です。