正答1
解説
正解は1です。
ワクチンは、病原体の毒性を弱めて生きたまま用いる生ワクチンと、感染力をなくした成分を用いる不活化ワクチンに分けられます。
毒素の毒性をなくして用いるものはトキソイドといいます。
【選択肢別解説】
1:○ 麻疹ワクチンは、弱毒化した麻疹ウイルスを用いる生ワクチンです。
風疹との混合ワクチン(MRワクチン)として定期接種で用いられます。
2:× A型肝炎ワクチンは、ウイルスを培養して不活化したワクチンです。
生ワクチンではありません。
3:× B型肝炎ワクチンは、遺伝子組換えでつくったHBs抗原を用いるワクチンです。
生ワクチンではなく、不活化ワクチンに分類されます。
4:× 肺炎球菌ワクチンは、菌の莢膜多糖体を用いるワクチンです。
生ワクチンではなく、不活化ワクチンに分類されます。
5:× 破傷風トキソイドは、破傷風菌の毒素をホルマリンで無毒化したものです。
生ワクチンではありません。
【ポイント】
日本で用いる主な生ワクチンは、麻疹、風疹、水痘、おたふくかぜ、BCG、ロタウイルスです。
生ワクチンは妊婦や免疫不全者には原則として接種しない点も押さえましょう。