正解を2つ選んでください。
正答1・4
解説
正解は1と4です。
毒物及び劇物取締法では、毒性の強さに応じて毒物と劇物が指定されています。
検査室で使う試薬にも劇物が多いので、施錠保管や「医薬用外劇物」の表示が必要です。
【選択肢別解説】
1:○ 塩酸(塩化水素を含む製剤)は劇物に指定されています。
ただし、塩化水素の濃度が10%以下の製剤は劇物から除かれます。
2:× アセトンは毒物にも劇物にも指定されていません。
引火しやすいため、消防法の危険物として管理が必要です。
3:× エタノールは毒物にも劇物にも指定されていません。
同じアルコールでも、メタノールは劇物に指定されているので区別が必要です。
4:○ ホルマリン(ホルムアルデヒドを含む製剤)は劇物に指定されています。
ただし、ホルムアルデヒドの濃度が1%以下の製剤は劇物から除かれます。
5:× フェロシアン化カリウム(ヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸カリウム)は毒物にも劇物にも指定されていません。
シアン化物イオンが鉄と強く結合しているため、シアン化カリウムのような強い毒性はありません。
【ポイント】
検査室でよく使う劇物は「塩酸、硫酸、硝酸、水酸化ナトリウム、ホルマリン、メタノール、キシレン、トルエン、クロロホルム」などです。
シアン化カリウムや水銀は毒物に指定されています。