正答1
解説
正解は1です。
DNAの増幅にはPCR法が用いられます。
PCR法では、熱変性、アニーリング、伸長の3つの温度を正確に繰り返す必要があります。
【選択肢別解説】
1:○ サーマルサイクラーは、反応液の温度を設定どおりに上げ下げして繰り返す装置です。
PCR法によるDNAの増幅に用いられます。
2:× フローサイトメータは、液体の流れの中の細胞にレーザー光を当て、細胞の大きさや表面抗原を解析する装置です。
リンパ球サブセットの解析などに用いられ、DNAの増幅には用いません。
3:× キャピラリ電気泳動装置は、細い管の中で電気泳動を行い、核酸や蛋白質を分離する装置です。
DNAの塩基配列の解析などには使われますが、DNAを増幅する装置ではありません。
4:× 高速液体クロマトグラフィ装置は、液体の移動相で物質を分離して定量する装置です。
HbA1cやカテコールアミンなどの測定に用いられ、DNAの増幅には用いません。
5:× パルスフィールド電気泳動装置は、電場の向きを周期的に変えて、非常に長いDNA断片を分離する装置です。
細菌の遺伝子型を比べる疫学解析などに使われ、DNAの増幅には用いません。
【ポイント】
「増幅=サーマルサイクラー(PCR)」「分離=電気泳動」「細胞の解析=フローサイトメータ」と装置の役割で整理します。