正答4
解説
正解は4です。
A/G比はアルブミン(A)とグロブリン(G)の比です。
アルブミンが減るかグロブリンが増えると低下し、グロブリンが減ると増加します。
【選択肢別解説】
1:× 肝硬変では肝臓でのアルブミン合成が低下し、γ-グロブリンが増加します。
そのためA/G比は増加ではなく低下します。
2:× 慢性感染症では抗体産生が続き、γ-グロブリンが増加します。
A/G比は低下します。
3:× 多発性骨髄腫ではM蛋白(単クローン性免疫グロブリン)が大量に産生されます。
グロブリンが増えるため、A/G比は低下します。
4:○ 原発性免疫不全症候群のうち抗体産生が障害される病型では、γ-グロブリンが著しく減少します。
グロブリンが減るため、A/G比は増加します。
5:× 全身性エリテマトーデス〈SLE〉では自己抗体が多く産生され、γ-グロブリンが増加します。
A/G比は低下します。
【ポイント】
A/G比が増加する病態は少なく、「無(低)γ-グロブリン血症」が代表です。