正答5
解説
正解は5です。
乳酸脱水素酵素〈LD〉は、H型(心筋型)とM型(骨格筋型)の2種類のサブユニットが4つ集まってできた酵素です。
組合せの違いで、LD₁(H₄)からLD₅(M₄)までの5種類のアイソザイムがあります。
【選択肢別解説】
1:× LDは2量体ではなく4量体です。
4つのサブユニットのH型とM型の比率で5種類に分かれます。
2:× LD₄とLD₅は低温で失活しやすい性質があります。
0℃で安定ではないため、LDの測定用検体は冷蔵ではなく室温で保存します。
3:× 赤血球に多く含まれるのはLD₁とLD₂です。
溶血で上昇するのはLD₅ではなく、LD₁とLD₂です。
4:× LD₁の半減期は約8時間ではありません。
半減期が約10時間前後と短いのはLD₅で、LD₁の半減期は数日と長く、心筋梗塞後に長く高値が続く理由になります。
5:○ LDはH型とM型という2種類のサブユニットから構成されます。
その組合せで5種類のアイソザイムができます。
【ポイント】
「LD₁・LD₂は心筋・赤血球・腎、LD₂・LD₃は肺・白血球など、LD₅は肝・骨格筋」と由来臓器を覚えます。
LDの検体は冷やさないことも頻出です。