正解を2つ選んでください。
正答2・5
解説
正解は2と5です。
イムノクロマト法による尿中抗原検査は、肺炎の原因菌を迅速に推定するために用いられます。
尿中に排泄される菌の抗原を、採尿だけで短時間に検出できます。
【選択肢別解説】
1:× Haemophilus influenzae(インフルエンザ菌)は、尿中抗原検査の対象ではありません。
喀痰の塗抹と培養で検出します。
2:○ Legionella pneumophilaの尿中抗原検査は、レジオネラ肺炎の迅速診断に広く用いられます。
通常の培地では発育しにくい菌なので、特に有用です。
3:× Neisseria meningitidis(髄膜炎菌)は、尿中抗原検査の対象ではありません。
髄液や血液の塗抹・培養などで検出します。
4:× Streptococcus agalactiae(B群レンサ球菌)は、尿中抗原検査の対象ではありません。
妊婦の腟・肛門周囲の培養などで検出します。
5:○ Streptococcus pneumoniae(肺炎球菌)の尿中抗原検査は、肺炎球菌性肺炎の迅速診断に用いられます。
莢膜多糖体の抗原を検出します。
【ポイント】
尿中抗原検査は「肺炎球菌とレジオネラ」と覚えます。
レジオネラの尿中抗原検査は主に血清群1を検出する点にも注意が必要です。