正答3
解説
正解は3です。
抗原と抗体は、共有結合ではなく、弱い非共有結合を多数組み合わせて結合します。
そのため、反応は可逆的で、条件によっては解離します。
【選択肢別解説】
1:× 抗原抗体反応は不可逆的ではなく、可逆的な反応です。
結合と解離が平衡状態にあります。
2:× 共有結合は関与しません。
働くのは水素結合、静電気的な力、ファンデルワールス力、疎水結合といった非共有結合です。
3:○ 水素結合は抗原と抗体を結びつける非共有結合の一つです。
抗原の構造と抗体の結合部位がぴったり合うことで、多数の水素結合が形成されます。
4:× pH3のような強い酸性では、静電気的な結合が崩れて複合体が解離します。
この性質は、抗体を抗原から外す酸解離法に利用されます。
5:× 56℃では抗原抗体複合体は解離しやすくなります。
この性質は、赤血球に結合した抗体を外す熱解離法に利用されます。
【ポイント】
抗原抗体反応は「非共有結合による可逆的反応」で、酸、加熱、高濃度の塩で解離させることができます。