正答4
解説
正解は4です。
足関節上腕血圧比〈ABI〉は、足首の血圧を上腕の血圧で割った値です。
下肢の動脈が狭くなる末梢動脈疾患のスクリーニングに用います。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
室温が低いと血管が収縮して測定値が変わるため、25℃前後の快適な室温で検査します。
2:× 正しい記述です。
血圧を安定させるため、仰臥位で5〜10分程度安静にしてから測定します。
3:× 正しい記述です。
上肢は上腕にカフを巻いて収縮期血圧を測ります。
4:○ 誤った記述で、これが答えです。
下肢のカフは膝ではなく足関節(足首)の少し上に装着します。
足首で測ることで、足先へ向かう動脈の狭窄を反映できます。
5:× 正しい記述です。
ABIは足関節の収縮期血圧を上腕の収縮期血圧で割って求めます。
【ポイント】
ABIの基準は1.00〜1.40で、0.90以下は末梢動脈疾患を疑います。
1.40を超える場合は動脈壁の石灰化で血管が圧迫されにくいことを考えます。