正解を2つ選んでください。
正答1・4
解説
正解は1と4です。
動脈血酸素含量〈CaO₂〉は、ヘモグロビンに結合した酸素と、血漿に溶けた酸素の合計です。
CaO₂=1.34×Hb×SaO₂+0.003×PaO₂(mL/dL)で求めます。
【選択肢別解説】
1:○ PaO₂は必要です。
溶存酸素量の計算に直接使うほか、血液ガス分析装置はPaO₂から動脈血酸素飽和度(SaO₂)を算出するためです。
2:× SpO₂は必要ありません。
パルスオキシメータで測る経皮的酸素飽和度で、SaO₂の推定値にすぎず、計算式の項ではありません。
3:× 心拍出量は必要ありません。
心拍出量はCaO₂と掛け合わせて酸素運搬量を求めるときに用います。
4:○ ヘモグロビン濃度は必要です。
結合酸素量は「1.34×Hb×SaO₂」で求めるため、Hbが含量を大きく左右します。
5:× 混合静脈血酸素分圧〈PvO₂〉は必要ありません。
静脈血の酸素含量や酸素消費量を求めるときに用いる値です。
【ポイント】
酸素含量のほとんどはヘモグロビン結合酸素が占め、溶存酸素はわずかです。
そのため貧血ではPaO₂が正常でも酸素含量は低下します。