正答2
解説
正解は2です。
凝集反応では、方法ごとに最適な赤血球浮遊液の濃度が決まっています。
スライド法は、少量を板の上で混ぜて目で凝集を見るため、高濃度の赤血球を用います。
【選択肢別解説】
1:× ABO血液型検査(試験管法)では、3〜5%程度の赤血球浮遊液を用います。
スライド法より低い濃度です。
2:○ ABO血液型検査(スライド法)では、最も高い濃度の赤血球浮遊液(全血またはそれに近い高濃度)を用います。
遠心をせずに肉眼で凝集を見るため、多くの赤血球が必要です。
3:× 不規則抗体検査(試験管法)では、3〜5%程度の赤血球浮遊液を用います。
4:× 不規則抗体検査(カラム法)では、0.8〜1%程度の低い濃度の赤血球浮遊液を用います。
5:× 交差適合試験(生理食塩液法)は試験管法で行い、3〜5%程度の赤血球浮遊液を用います。
【ポイント】
赤血球浮遊液の濃度は「スライド法>試験管法(3〜5%)>カラム法(約1%)」の順です。
赤血球と抗体の量の比が適切でないと凝集が弱く見えることがあるため、方法ごとに決められた濃度を守ります。